先日、インターネットで読んでみたいなと思うような本を偶然知ったので思い切って購入して読んでみました。

 

まぁ上のサイトを見てもらえればどんな内容の本なのか、私が説明するよりもボリュームたっぷりにわかりやすく説明してくれてますが、実際にパニック障害や不安神経症、鬱の体験者である私が読んでみた感想を書いてみます。

うつヌケ



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自分だけじゃないんだと思える

この本の中には20人弱のいろんなタイプの「うつ」経験者が登場します。現在も「うつ」と戦っている人、治った人、行ったり来たりしている人。著名な方もたくさん登場します。

そんな様々な登場人物のうつ体験談を見ていると、「あ~ わかる わかるぅ」とついつい頷いてしまうことがとても多い。読んでいて思ったんですが、「うつ」の原因や症状って、パニック障害や不安神経症の方にも共通するところが多いんだなと思いました。

 

風邪や骨折や胃痛とか腰痛とかそういうのって身の回りに同じ思いをした人って結構いますよね。だからお互いにその話をして「そうそうそう、みんなも私と同じだな~」と思えるわけです。だからさほど余計な心配もせずにとりあえず薬を飲んだり塗ったりして頑張って治せる(または病気とうまく付き合っていける)わけです。

ところが精神的な病気というのは一人で悩むことが多くて、“自分だけがこんな症状なんじゃないか”と不安に思うものです。精神的な病気というのは病気の性質がら、周りを見回しても同じ境遇の人は滅多にいません。体験者同士の生の情報交換がないんですよね。だから余計自分の病状が不安になるし、その不安によってさらに病状が悪化してしまうことだってあります。

 

 

自分以外の同じような体験者とのコミュニケーションがないと困ることが、自分の立ち位置がいったいどこなのかわからないってことです。つまり、自分の病気の程度がどのくらいなのか、自分が試している対処法が本当に効果があるのか、自分が通う病院が本当に適切な病院なんだろうかなど、他者と比較することができないのでよくわからずにふらふらとさまよってしまうんです。



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いろんなストーリーと自分を比べられる

そんな、不安な気持ちや自分の立ち位置をわからせてくれるようなお話がたくさん詰められています。精神の病気をテーマとしたマンガ本ではあるけれど、とても親しみやすくわかりやすい絵で病気について表現してくれているし、対策方法についても説明してくれています。

そして、この本を通して「うつ」の体験についてのたくさんのストーリーを観ていくうちに「この人、自分の症状と一緒だ。自分はこの人よりももうちょっとマシだ。やっぱり自分の試していた対処法は合ってそうだな。やっぱり自分の考え方は間違ってなかった!そう、辛い時ってそうだよねやっぱり!」などというように自分が苦しんでいたことは自分だけではなかったと認識させてくれ、自分もこの人たちみたいに生きていれば寛解する(よくなる)かもしれないと希望を持たせてくれます。

 

希望の木洩れ日

 

なんと言っても作者や編集者を始め、本に出てくるすべての人が「うつ」体験者です。(あ、一人だけ鬱とは無縁のアシスタント“カネコ”がいますが^^)

体験者だからわかる、体験者だから表現できることがあります。

 

不安に駆られ、インターネットで病気の情報を拾い集めるのもよいですが、たまにはこのような“本”を手に取って、読んでみるといいと思いますよ。小難しい病気に関する本ではなく漫画であるというところもいいところです。

田中圭一さんの「うつヌケ」、サラサラッと読んでみるだけでも病気に対する心もちが変わると思いますよ。気軽に目を通してみてはいかが?

私はこの本を読んだあとにこうつぶやきましたよ。

「ふぅ~、やっぱそうだよね~ ぅんぅん」

 

 

 

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