前回の記事で私は 「無理をしないで薬を飲んだ方がいいと思う」 と書きました。ですが当たり前ですが、基本的には薬を飲まないでいいなら飲まないほうがいいんです。



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ここではっきり書いておかなければならないなと思うのは、薬で病気は治らないということです。これは何も精神的な病気に限ることではありません。風邪だって同じです。

風邪の場合は、薬で風邪の原因となるウィルスを殺すわけではありません。風邪によって身体に起こる発熱や炎症を薬によって抑え時間稼ぎをしながら、結局は自己治癒力で回復するのを待つということです。

精神的な病気の薬だって同じです。薬を飲んだからと言って脳内物質のバランス、または心のバランスが改善されるわけではありません。脳内の神経伝達物質の崩れたバランスを “とりあえず” 整えつつ、その間に自己治癒力で正常な状態に戻るのを待つということです。

風邪などはその原因や機構というのが明らかになっているのでピンポイントな(またはそう的外れではない)薬で対処できますが、心の場合はそのメカニズムが非常に複雑で、人によって症状も千差万別なのでわからない部分が多く、その人にピッタリの薬が一発で出せるとは限りません。ですから、薬が合う合わないという話があちらこちらで聞こえてくるのだと思います。

 



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ですから何よりも大切なのは主治医の先生に対して正直に話すことです。

自分の状況をすべてハッキリと話すことです。心のことですから一回の診察で話しきれなかったり、うまく表現できなかったりすると思いますが、何度も何度も話すことです。

私もそうでしたが、病院に通い始めた最初の頃は(なぜか)恥ずかしいと思う部分もあり、本当はけっこう辛いのに 「まぁ、今のところは大丈夫です。」 とか、ホントはあまり寝つきがよくないのに 「一応寝れてます。」 なんて答えてたりしました。これでは先生も自分のことをよく理解できませんし、的外れな薬を処方してくる可能性もあります。

ですから、時間をかけてでもしっかりとハッキリと話すことが大事だと思います。もちろん薬を飲むことに抵抗があるのならハッキリと言うべきです。そうすれば 「じゃあ、漢方薬から始めてみましょうか。」 というお話にもなります。心療内科や精神科には西洋的な薬だけでなく、漢方薬もちゃんとあります。私もツムラの○番というのを何種類か試させてもらったこともあります。そういう抵抗のない薬から始めることもできるのでちゃんと話すことが大事だと思います。

ちゃんと先生に話したうえで、それでも先生が薬を飲んでくださいと言うのであればちゃんと飲むべきだと私は言いたいのです。そこであなたのことをよく知らないインターネット上で見かけた意見に従って頑なに薬を拒否すれば、すぐに治るはずだった症状が悪化してしまい結局はさらに強い薬を飲む羽目になってしまうかもしれません。そして治りも遅くなってしまう恐れがあります。

 

 

とにかく先生と話すべきです。そして先生と信頼関係を築き、指示に従うべきだと思います。実は薬ばかりではなく、しっかりとした信頼関係を先生と築けたことで症状が緩和されることもあると思います。私の場合はそうでした。心の病気は気の持ちようが大きく影響します。自分の今の辛い状況を専門的な立場からよく理解してくれている人が身近にいると思えるだけでも安心するものです。

だから先生とよく話しましょう。そしてちゃんと薬を飲みましょう。飲みたくなければそれもちゃんと言いましょう。あなたのことを一番理解してくれる先生が解決策を提案してくれるはずです。

 

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